iOSアプリの基本的な構造を学ぶPart3
今回は実装ファイルの基本的な構造を学習します。基本的な構造は以下のようになります。
#import
クラスのヘッダファイルやフレームワークを指定する。クラスのヘッダファイルを必ずインポートする
クラスエクステンション @interface~@end
“クラス内だけ”で使うインスタンス変数、プロパティ変数、メソッドを宣言します。宣言する変数やメソッドがない場合はいらない。
@inplementation~@end
ヘッダファイル&クラスエクステンションで宣言したプロパティの初期化やメソッドの定義を行う。メソッドは宣言した書式と会うようにデータ型、変数を定義する。
実装ファイルの実際のコードをViewController.mを見て確認してみました。
メソッドのオーバーライド
インプリメンテーションセクションではviewDidLoadメソッドとdidReceiveMemoryWarningメソッドが定義してあります。ですが、ViewControllerクラスのヘッダファイル(.h)のインプリメンテーションセクションではメソッド宣言がありませんでした。
つまり、スーパークラスのメソッドをサブクラスで再定義しているのです。これを「オーバーライド」と言います。簡単に言うと上書きです。(参照:http://wisdom.sakura.ne.jp/programming/objc/objc6.html)
再定義されているメソッドを見るとメソッド名をsuper(スーパークラス)に対して送っています。
これによって機能の追加を含めた上書きを可能にしているのです。
次回は実装ファイル(.m)の練習をしてみます。
下記GitHubのURLです。