iOSアプリの基本的な構造を学ぶPart6
まず最初に今回はGUI部品のスライダーを使って、スライダーの数値をログや画面に表示するアプリを作りたいと思います。手順としては
①GUI部品Sliderをキャンパスに設置
②アウトレット接続してプロパティ作成&アクション接続
③インタープリテーションセクションにメソッドのひな形が出来るので、そこに処理の内容を実装
です。
以下のようなコードになりました。
シュミレータを起動してスライダーをいじってみると、実際にログには以下のように表示されます。成功です。
ですが、これを画面上に結果を表示するものにしようとするとこれだけでは不十分です。今回アクション接続の際にTypeを引数senderのデータ型はid型だからです。id型だとUISliderのメソッドやプロパティは利用できません。なのでアクション接続の際にTypeをUISliderに変えます。
更に次にラベルを接続します。今回は実装ファイル(.m)ではなく、ヘッダファイル(.h)に実装します。ヘッダファイルに接続する特徴としては、実装ファイルのクラスエクステンションと接続した場合と異なり、他のクラスからもアクセスできるプロパティ、メソッドとなります。
ヘッダーファイルへのアクション接続でも、実装ファイルへのメソッドの定義文は追加されているので、実際に動かすためにそちらもコーディングします。
シュミレーターで見ると以下のようになってました。
下記GitHubのURLです。
DaikiHosokawa/practice · GitHub